2016年4月12日火曜日

しげさんのアスパラガス






















『あすぱら屋しげ』こと鈴木茂昌さんは、次世代を担う若手アスパラ農家です。香川県丸亀市で就農して約6年。今では、アスパラガスで有名な眞鍋牧場の眞鍋さんも一目置くほど。
しげさんは、眞鍋牧場さんで修行を積み、その技術はもちろん野菜に対する考え方『収穫量より、味重視。』という志を受継いでいます。



■味重視と言う選択

「香川県では、量は採れません。だったら何で勝負するか。それは味以外にないんです。」
味重視という考えのもとに作られた、さぬきのめざめをかじると、シャキシャキっとした歯ごたえと、みずみずしくてまるでフルーツの様な爽やかな甘さが口にジュワーっと広がります。
しげさんが作るさぬきのめざめは、アスパラの味を感じられるシンプルな料理がオススメです。

■しげさんが作るアスパラの寝床
①整備されたアスパラハウス

しげさんのアスパラハウスは、驚く程きれいに整備されています。理由を伺うと
「正直ね、これはやりすぎです。でも、アスパラに良いかもしれないと聞くと、ついついやってしまいたくなるんです。だからこの高さも、あえて挑戦しているんです。」
高さ約70cmの寝床から、さぬきのめざめは顔を出します。寝床を高くすることによって、水はけが良くなる。そうすると
空気のめぐりが良くなる→水や養分が全体にいきわたるようになる→根が張る→茎が伸びる→美味しくて大きなアスパラができる
根っこを張りやすい環境を整えることが、とても大切なサイクルを生み出します。




②黒い土には意味がある

アスパラは、時間をかけて深く根を張るため、たっぷりの土が必要になります。「土は、本気で作ってます。」というしげさんの土は、色が黒い!黒い色の正体は『炭』。炭には、有機物や不純物を吸着・ろ過する働きがあります。そこに、動植物性由来の有機肥料を良く混ぜることで、アスパラ作りには欠かせない、肥沃な土が出来上がります。根っこと土を大事にして、美味しい野菜を作る。そのためには、新しい技術にも次々と挑戦する、しげさんの作るさぬきのめざめをぜひ、お楽しみ下さい。

  
香川県で生まれたアスパラガス『さぬきのめざめ』は、春と夏の年2回、旬の時期がやってきます。他の品種に比べると成長しても穂先が開きにくく、繊維が少ないため根元まで柔らかく、甘味が強いのが特徴です。
特に春物は、冬の間にじっくりと養分を蓄えた土から芽を出すので、旨みが凝縮された驚きの美味さに出会えます。
※今回お届けするさぬきのめざめは、25cmの長さに切り揃えてお届けします。  

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